18位:平林光太(紙の月)



役名:平林光太
作品:紙の月
種類:映画(松竹)
公開:2014年11月15日
監督:吉田大八
脚本:早船歌江子
原作:角田光代
出演:宮沢りえ、池松壮亮、大島優子、田辺誠一、近藤芳正、石橋蓮司、小林聡美

得票ポイント:306P



投票コメント:選んだ理由

貢ぎたい。(毎年言ってる気がする)(ぱるべし/5位)

最低だな、と思いつつも心が奪われてしまいました。さすがです。(重田/7位)

最初は純粋な愛情があったはずなのに、それが段々変質し、失っていってしまう様がとても悲しかった。最後の台詞と表情がとても印象的です。(ざき/8位)

個人的には光太はあまりにも幼い感じがして、同じ池松くんなら、海を感じる時や裏切りの街みたいな自堕落系セクシーキャラだったら、もっと堕ちていく場面に説得力が出たんじゃないかとか思っていたんだけど、どうやら設定上池松くんは「子羊感」があるほうがよかったんじゃないかと思うようになり、最近はやはり光太のキャラでよかったのかなあと思う。とにかくお金を手に入れて調子に乗りまくるあたりの浅はかさが最高オブ最高です。(えりえ/8位)




投票コメント②:作品の感想

実はいまだにこの映画をよく飲み込めていない。キリスト教的な自己犠牲とそれに酔ってしまって行為がエスカレートしていく少女時代のエピソードと、ラストで少女時代に自分が助けた(らしい)少年との再会が描かれているけど、それを光太との浮気と大金横領のエピソードにどう繋げていいかがいまひとつわからない。梨花の動機は善行だけではなくて、日常からの逸脱だった気もするし、光太への性愛だった気もする。モチーフとなっている紙の月と無理やり繋げるとするなら、宗教も、愛も、もうとにかく何もかも、人間の存在そのものがお金と同じくニセモノだ、みたいなことになるんだろうか。その辺りはそのうちわかるのかもしれないので保留しておくとして、老婆とのやりとりや、小林聡美と宮沢りえが睨み合いの末、ガラスを割って逃亡する場面など、いつまでも忘れられない強烈なシーンが多い。自分内未解決なことも含め、とにかく未だに強い印象で残っている映画です。(えりえ/8位)




視聴方法:
配信:あり(Netflix、Hulu、amazonプライム、U-NEXTなどで見放題配信)
Blu-ray&DVD:レンタル、販売(スペシャルエディションにメイキングなど映像特典)

infoまとめ:紙の月

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