21位:米田和道(よこがお)



コメント(敬称略)


落ち着いてる雰囲気がありながら、実は一番どっぷりと人間関係にもがいていそうだった(Taro/2位)

去年観た邦画の中でもトップクラスで衝撃を受けました。こういう被害者や加害者の立場が一筋縄ではいかない作品こそ映画としての意義を感じます。泥沼な展開に堕ちていくヒロインの傍にいる彼もまた複雑な過去を抱えてそうで気になりました。(Toa/3位)

ほかの作品でも美容師を演じていたのですごく馴染んでいて心地良い役だな~と思って観ていたら、見事にひっくり返されました。(minon)

深田監督が生み出すヒリヒリする空間の中にいる池松君が新鮮だった。(餃子)

お互いの視線が交錯しない、他者の中には踏み入れられない人間の寂しさに惹かれました。何もかもを失った人の心の叫びがサイレントで視界に入ってくる。どうにもできないもどかしさで手に汗握りました。(cham)

腹の奥のほうで共感できる映画だった。筒井さん、市川さんと関係を持つ役で、三人とも年齢がバラバラははずなのに一体何歳?と気にならないのが凄い。(ろくろ)

深田監督の大ファンだったので、深田ワールドに池松くんがいることにぞくぞくした。和道はかなり謎なキャラクターでl、矍鑠を伯爵と言い間違えるのは単に天然だから?とか、彼の過去の話にあるのは単に父子家庭というだけだけど、なぜお父さんは走って逃げようとしたのか。被害者家族のNPOから出てくるのは、彼女の妹のためにパンフをもらっただけなのか、ひょっとしたら彼も被害者家族なのではないか、とか、とにかく色々な深読みをしてしまう。Blu-rayの未公開シーンにはあの不思議な別れのあと、再度美容院に来た市子の髪を緑に染めるところもある。こんな風に和道ひとつとってもぐらぐらした不可解な部分がたくさんあって、この映画はほんとに一筋縄ではいかない作品で最高ですね。(piyo)

得票ポイント:1036P


作品情報:
作品:よこがお(A GIRL MISSING)
種類:映画(KADOKAWA)
公開:2019年7月26日
監督・脚本:深田晃司
出演:筒井真理子、市川実日子、池松壮亮、須藤蓮、小川未祐、吹越満
視聴方法:
配信:あり(レンタル配信)
Blu-ray&DVD:レンタルあり、販売あり(メイキングなどの映像特典)

infoまとめ:よこがお


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