2位:都築杢之進(斬、)



コメント(敬称略)


血を流し戦うということを現実として突き付けられた。素晴らしい作品が選びきれないくらいありますが、その中でも特に忘れずに見続けたい作品だなと思いました。(Toa/1位)

言葉にできない感情がスクリーンから伝わってきて、圧巻でした。一つ一つのシーンが忘れられない映画です。(りん/1位)

武士として生まれた運命がこんなにも悲しく感じる時代劇は初めてでした。杢之進の清らかな心がズタズタにされていくのがつらい。救われた気持ちにはさせてくれない衝撃の作品でした。(Tanuki/1位)

公開した日をついこの間のように感じていましたけれど、2018年なのですね。ラストシーンに痺れました。まだ痺れています。(つくし/1位)

『斬、』を少しでも理解したくて何回も見ようとして手が出なかった『野火』を、最近の自粛生活もあってついに観た。とても怖かったです。でも不謹慎かもしれませんが映画としてものすごく面白かった。最後までどうなるのか知りたくて目が離せなかったです。あるシーンは完全にトラウマになったけど、観てよかった。この森は杢之進が消えていった森と同じなんだと思いました。(toppo/1位)

武士でありながら、人として時に弱く生きる姿がまた魅力的でした。映画館で体感した音の響き、追い詰められていく恐怖が忘れられません。映画館で映画を観ることが簡単にできなくなってしまった2020年。この作品を映画館で見れたことがとても贅沢だったことだと実感しています。私たちの生きる世界に映画館がこれからも存在し、この作品に宿った強い思いがこれからも残り続けるよう、映画館でずっとかけ続けられていく作品であってほしい。(きーつ/1位)

ひたすらプレッシャーをかけられるものの期待に応えられずヒーローにはなりきれない杢之進。稽古してるときのスピード感、立ち振る舞いもカッコいいし色気もすさまじいのに本番となるとそれが発揮できず霞んでしまうところが微笑ましくもあり心苦しくもあり。それでも最後には衝撃で魂すべて持ってかれました。公開されてからまだ2年も経ってないのにあれから世界はどんどん変わっていく。このタイミングで作品を作り上げてくれた塚本監督には尊敬と感謝のまなざしです。(餃子/1位)

ポスターを見たイメージはカッコよいクールな剣士だけど、杢之進は苦悩し無様に這いずり回る。池松くんがこういう姿でこそ光ることを塚本監督はなぜ知っているんだろう。泥と血にまみれたズタボロの池松くんは最高に美しい。(かごめ/1位)

体感が凄くて感想が出てこなかった。すごく繊細な表情がたくさん見れてもくのしんにも作品にも引きずり込まれました(minon/1位)

考えるべきテーマとは別に、力強くどこか異様でそれでいて艶かしい世界にものすごく惹かれました。おかげで塚本監督の他作品にも出会えたし(ヴィタールが最高に好きです)、塚本監督のtwitterもフォローしてたら、最近のいろんな問題を考えることにもつながりました。全部つながってるんだな。(アブリン/1位)

もし、今身近に生きてる誰かがああいう状況に追い込まれていたらつらいだろうなとシンプルに感じた。私の家系は代々続く農家だが、遠い昔に戦から逃げ、逃げ込んだ遠い地で農家になったらしい。杢之進とは立場も事情も違うけどあの時代の人たちだって生きるのに必死だったと思う。(ろくろ/2位)
上へ上と進んでいく二度目のテントウムシを見つめる絶望的な目が忘れられない。杢之進を解放してあげたかった。(cham/2位)

前半、杢之進が斬ることを拒否していたのは、高い理想によるものというよりは、ただただ怖かったからじゃないだろうか。だからこそ、恐怖のない澤村の圧倒的な力を見て、「私も人を斬れるようになりたい」と懇願する。最後、自分が死ぬという恐怖に直面することによって、人を斬る恐怖を克服する。でもそれは、新たな恐怖を生むことに他ならない。登りだすと止まらないてんとう虫は、そういう恐怖の連鎖を象徴してるのかもしれない。と何回めかの鑑賞で思ったりました。(piyo/2位)

杢之進を見て、かつて戦地で亡くなったという祖母の弟の事を思い出した。祖母からは誰にでも優しい弟だったと聞かされていた。杢之進もそうだけど、誰に対しても心優しい青年が戦場に駆りだされ人を殺してる姿を想像したらいつだって涙が出てくる。人の綺麗な心を悪魔に変えちゃいけない。(Q/2位)
ポスターも映像もかっこよく侍姿も様になっていたのに段々と人間が壊れていくまでが怖かった
見ていて心臓がバクバクになった(Taro/3位)

映画をちょっとかじりだすと、カメラがかっこいいし、台詞がかっこいいし、殺陣がかっこいいし、音楽がかっこいいし、地味に見える衣装も美術も本当におしゃれでセンスが良いなと思います。(syou/3位)

色気に打ちのめされた(chibiko/3位)

人を斬って勝たなければ生き残れない時代に斬らずして生き残り真の平和を目指す姿が痛いほど感じられて  そのヒリヒリするような面が  彼の中にも宿っているんだなと  (かずぽんたぬこ/4位)

この作品やっぱり何度も見てしまう。池松くんじゃないと演じられないじゃないかと思うほど、表情や動作に魅力が詰まってます。(souuuchan/5位)

もう色気しか感じられない!ごめんなさいミーハーでと塚本監督に謝るべきレベル(Q10R11/5位)

蒼井優さんとの共演は不動の安心感。そしていい作品になる。期待通りでした。(きよちゃん)

心情の変化や衰弱していく様がこっちがしんどくなる程の演技でした。(akane_yckt)

人を斬るということに向き合うことで、どんどん精神的に追い詰められていく演技に引き込まれた。(えりすけたろう)

演技凄すぎて怖いほどでした。(na)

得票ポイント:8700P


作品情報:
タイトル:斬、(Killing)
種類:映画(海獣シアター/新日本映画社)
公開:2018年11月24日

監督・脚本・撮影・編集・製作:塚本晋也
出演:池松壮亮、蒼井優、中村達也、前田隆成、塚本晋也


視聴方法:

配信:各動画配信サイトでレンタル配信中
Blu-ray&DVD:販売(映像特典付き)あり、レンタルあり

infoまとめ:斬、

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