11位:岡崎良介(上京ものがたり)

      

役名:岡崎良介
作品:上京ものがたり(公式サイト
種類:映画(ファントム・フィルム)
公開:2013年8月24日
投票ポイント:262P
監督:森岡利行
原作:西原理恵子
出演:北乃きい、池松壮亮、谷花音、松尾諭、木村文乃、黒沢あすか、西原理恵子、岸部一徳、瀬戸朝香




みんなのコメント

すばらしい、弱いヒモ男演技でした!(笑)
木村文乃に見せた表情がよかった。

あのラストシーンの、カメラのシャッターを切る岡崎くん、忘れられません!

最後まんまと泣かされました。

体たらく、だけど憎めないプー太郎。池松氏の"ゆるい"演技に感服しました。子猫を愛でる姿にも頬が緩みました。

最後に夢だったカメラをやっている姿がとてもかっこよかった!あと、猫とじゃれているシーンが可愛かった。

サイバラさんが出て来るギャグっぽいシーンにだまされちゃだめです!!この映画は見れば見るほどに深くなる映画です。かなり「死」を描いた作品だと思っています。なつみの父の死。良介の元カノの母の死。子猫の死。吹雪の死。みんなみんな哀しい。特に早くに親を亡くしている良介には、今までどれだけのたくさんの哀しいことがあったんだろうなあと。だから優しさもとても哀しい。色んなシーンを思い出すだけで泣けてきます。

ダメな男にハマっちゃう女子ってダメな女だなーってのを、そりゃこんな表情されたら貢いじゃうわな、と納得させちゃうダメんずを見事に。ラストシーン好き。

ヒモの役もほんとにヒモっぽくて笑っちゃいました。優しいだけが取り柄って役所だったけど、あんなに優しいヒモの池松くんだったら私もがんばって働きそうです。笑

1番好きなのは、木村文乃ちゃんと良介の、回想シーン。文乃ちゃんの「自分の誕生日に親が死んでしまって、もう誕生日できない。それが哀しくて」っていうときの、文乃ちゃんのお芝居すばらしい。そしてお母さん大切にしなきゃだめだよと言われて、自分も早くに亡くしている事を喋りだす良介。だから、誰かのために頑張るっていうのがない。「俺、何になれるんだろう。何かになれるんですかね?」あんな笑顔が、お芝居でできるのか。あんな淋しい笑顔、一生忘れないと思う。本当にあのシーンは、すばらしい。

良介はダメダメ男ですが、最後本屋さんの前での笑顔が素敵!それだけで、ランクインしました。

良介は女子の心に入り込むのが絶妙に上手い。よく考えたらほとんど知らない女の子の一人暮らしの部屋に、夜中にいきなり上がってきてそのままエッチするなんて、どれだけ!って思いますが、良介がやると全然ガツガツ感がないというかとても自然でラブリー。背中に落書きされてるときの寝顔と背中がセクシーでした。

「ねえなつみ、金貸して」このときほんと絶妙すぎる
落ち込んだきいちゃんを包み込む優しさがとてつもなくキュンときました。

なつみにむちゃくちゃに言われながら黙って聞いている良介の顔。なにもかもわかっていて黙っている顔。言葉のトゲをそのまま防御せずに刺されまくっている顔。いなくなったときの喪失感は、映画ながら心にぽっかり穴があきました。

良介くん、ダメ男なんだけど、ただのダメ男じゃない!そばに居てくれるだけでいいと思わせちゃう魅力のある良介くんがなんだかとっても好きです。
キャバ嬢(?)になってふざけてる良介が好きです。

プー太郎の居候。でも、愚痴を聞いてくれるだけでも有り難い存在。おにぎりや雨の日の傘などのエピソードにキュン。夢を摑んで、素敵な笑顔でした。

何と言っても、泣き出す北乃きいをなだめるシーンが好きです。本来持ってる声が心に突き刺さる優しさ、染みました。

ひも役いいかもしれませんね。
一家に一台ほしいです。良介

とにかく優しい。タバコ吸う姿が様になってる。猫と戯れるシーンは最高!

飄々として、おもしろくて、悲しい…こういう役は氏の独壇場ですね。久保に次ぐ癒し系登場!

ヒモなのに働かないのにきゅんときてしまいました。

ダメダメっぷり、それでも言ってることが正当でしっかり心に入り込んでしまう良介くんを池松流で演じてて存在感ありあり。
しょうちゃんに成り切って喋るときの哲学的な語りが好きです。

時期的には陽はまた昇るのあとくらいの撮影だったみたいで、髪型などルックスは同じなのに、硬派で冷たい湯原と真逆の、ナンパで温かい良介。どちらも大好きです。

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